うごメモ感謝!

うごメモへのメッセージ

 私がうごを始めたのは確か小5,6の頃だったと思います。自分は過ぎてしまったことをすぐ忘れる性質なので、記憶が曖昧です。帰り道が一緒の友達が「○○ちゃんがうごメモってやつでマリオの作文っていうのを見せてくれて、それがすっごい面白いんよ!」と言って話してくれたのがうごメモを知るきっかけでした。それからしばらくして、母とゲーム店に行き、うごメモをダウンロードしました。はじめは見るだけでしたが、小6の修学旅行。移動バスのなかで(・ω・`)を描いていたとき、「これでうごメモ作品だせるかな?」と思い絵やPVを出しました。その後、オリ棒を知り、『星花』という私に似せたオリ棒を作りました。それから友達に似せたオリ棒、想像でつくったオリ棒・・・たくさんつくりました。しばらくして、私は初期化をしました。

 初期化後、私は気付きました「大分絵も上達した、PVもそこそこ描けるようになった、じゃあ『あの子』をオリ棒で再現できるんじゃないか・・・?」と。『あの子』とは、私が小3,4の頃から私の中にいたキャラでした。実をいうと、私の理想でした。名前も自分と同じ、歳も同じ、妄想の中の自分。思い立った時にはもうペンが動いていました。宿題中にもかかわらず、とりあえず落書帳にかきました。しばらくして、描き上がったときの喜びと興奮は忘れられません。「やっと、やっとできた!」そんな思いでした。その後、ちゃんとした名前、設定をかきました。かっこよく、意味のある名前。言語のサイトで一生懸命検索して、考えました。その他のキャラもかきました。私の中の妄想だったものがひとつのカタチで表せることができました。PVもかいて、その子達が動いているのを見て、「あぁ、やっと生まれたな」と思いました。その後もたくさんのキャラをつくり、作品を出しました。とても幸せでした。

 しかし、5/31にうごメモが終わるというのを見て、とてつもなくショックを受けました。「もう、あの子たちを動かしてやれない」「あの子たちの活躍の場がなくなってしまう」「みんなに会えなくなる」。そんな思いでいっぱいでした。それからは、うご終了にむけて、たくさんの作品をDLし、PVをかきました。

 そして5/31。日付が変わるときまでうごメモを見ていました。みんなの作品、みんなのキャラ。日付が変わったその瞬間、うごメモシアターが終了しました。それを見届け、DSiの電源を落とした後。ちょっぴり泣きました。号泣とまではいきませんが、涙が少しでました。ちょっとだけ、「このまま死んでもいいかな」とも思いました。うごメモは、私のちょっとした精神安定剤だったんです。テスト期間中のノイローゼっぽい状態の時、うごを見て元気をもらっていました。嘘ではありません、本当です。

 はてなさんを恨んだこともありました。憎み、なんて奴らだと罵ったこともあります。でも、今はとても感謝しています。私の世界を広げてくださったこと、絵が上達したこと、その他たくさんのことに感謝します。

 

 それでも、できれば、運が良ければ、もう一度うごメモをしたいです。あの子たちを活躍させて、たくさんの人にみてもらいたいです。5年生のときの担任の先生がおっしゃっていました、「チャンスの女神は前髪しかない、だからチャンスをのがすな」と。だから私はこのチャンスに手をのばします。どうか当たりますように。